お二人にとってはじめての大きなイベントになる「結婚式」
結婚式で行う儀式には1つひとつ意味があるんです。
今回は「キリスト挙式・人前式」でよく行われる儀式にスポットを当ててみましょう。
意味を理解してから式に取り組むと、より深く心に残る式になるかもしれませんよ。
【ベールダウン】
ベールダウンとは、挙式が始まる前に新婦のウェディングベールを母親が下して送り出す儀式です。
ベールを下ろすことで、花嫁の支度が仕上がります。
ベール自体には「魔除」の意味があります。
このベールを下ろすことによって
『新郎もとへ向かう花嫁がベールによって守られますように、気を付けていってらっしゃい』という願いを込めて行います。
短い時間の儀式ですが、今まで育ててくれたお母様に感謝の気持ちを伝える大切な時間です。
ゲストの前で行うのが恥ずかしい方は、登場する一歩手前で行うのもよいでしょう。
【バージンロード】
バージンロードには『花嫁の人生』を表しています。
生まれた頃から共に過ごした両親との「過去」
これからの人生をともに歩く新郎との「現在」
そしてこれからの「未来」
父親と母親に大切に守られながら過ごしてきた人生を
父親の手から新郎へと花嫁をたくし、新しい未来が始まります。
ゆっくり歩くバージンロードでは、これまで過ごしてきた人生を思い返し、未来への希望を描くのが良いですね。
【指輪の交換】
指輪の「円」の形は「永遠」を象徴します。
左手の薬指にはめる理由として、「心臓につながる太い血管がある」つまり「命に一番近い指」だからと言われています。
この大切な指輪をお互いに交換することで「永遠の愛」をゲストの前で誓います。
この指輪をみると、パートナーと離れた場所にいてもつながっているような気持になれますね。
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意味を理解して式に取り組めば、さらに心に残る一日になることでしょう。
1つひとつの儀式を大切に行ってくださいね。
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